BRUTUSとPARASOHIA

Category : diary
Date : 2015年8月20日

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記事の中から、心当たりのあるディテールを持つ建築物を見つける。印象深かったそのデザインは、京都で行われたPARASOHIAにて私も目撃者の一人となっていた。京都で行われたため自分の身近の人たちも多く見に行っていたし、SNSでも友人たちがPARASOHIAに訪れたことを写真と共に投稿していた印象が残っている。

皆の共通点として、入り口にあるPARASOHIAの文字を背景にしている。さらに、木材を15°かたむけたそのデザインは、何とも言えない独特の空間を組み立てていたし、自然と人々の視線が集まっていた。自分が訪れた時も、この場でスマフォ片手に(おそらくSNS用)記念写真を撮る人々が多かった。現代人によってコミュニティが作られる、記念写真を撮る最高のスポットの順番待ちをする人たちが、ファサードで、列など作らないでウロウロする。

改めてPARASOHIA公式HP見て、テクニカルサポートの欄にSANDWICHの名を見つける。

なるほど、彼らの仕事だったのだ。目的の作家の作品を観ては心躍っていた過去の自分の記憶。その記憶のパーツの中に今も鮮明に居座る当然な存在として、そこに美しい出来事の風景を組み立ててくれている。このデザインを目撃する事が出来た事、また、生み出していてくれた彼ら(※面識はありません)に感謝したい。

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