R012_9

Category : r012 · No Comments · by 2018年2月24日

R012 …リヴィエール写真部員R012のログ。

 

今回はSTUDYの日。以前より体験してみたかったモノクロネガの暗室カラープリントにチャレンジ。

 

「FED&LADY2_4」  (2016)

  • Fed5
  • Industar-61 L/D
  • Fuji Acros100

 

 

これまでと少し異なった風景…。角度をズラして視点を変えることを体験した…というか。

 

C0 M50 Y60 (F8/2秒)

このネガ、スターティングポイント設定だとセピアカラーというよりチョコレートカラーの仕上がり。これはこれでいい味な気がする。よりセピアカラーっぽく色調整しようか…それとも、思い切ってフィルターによる色の変化を体験してみるか…。

 

C0 M0 Y0 (F8/2秒)

普段はやらないC0 M0 Y0 (カラーフィルターなし)。少し鉄っぽい。カラーフィルターを通さないという事は、フィルムの色をそのまま透過した結果の色という感覚…だろうか。もしくはLawデータ…という感覚だろうか…。しかし、これもステキな仕上がりに思えてしまう。まぁ、今後、エフェクトフィルムやクロス現像をしたネガを暗室カラープリントする場合はC0 M0 Y0 設定から始める…というのも分かりやすいかもしれない。

 

C0 M200 Y200 (F8/3秒)

これもこれまで辿りつかなかったフィルターのmax値の設定。このネガを一番シアン色にできるmaxの設定という感覚…だろうか。お借りした引き伸ばし機のカラーフィルターは、Cフィルター、Mフィルター、Yフィルター、それぞれ0~200までの値で設定できる。フィルターの値が高くなるとフィルターが重なりより光を遮る…、露光時間は少し延ばしたくなるかもしれない…。

 

C0 M100 Y200 (F8/3秒)

フリ幅が分かったところで青設定。

 

C0 M200 Y100 (F8/3秒)

これは緑設定…というよりは、このネガだと抹茶色。す、すごくいいじゃない…抹茶写真。

ご、ご馳走様です~(;´Д`)

 

C0 M0 Y200 (F8/3秒)

紫設定。紺~鉄紺系の濃度の低い色になると思っていたが、彩度高めの紫色。RGBカラーの紫、RGBからCMKYにモード変換した場合、変換前のRGBカラー…CMYK色領域に入らないRGB色領域の紫…そんな印象の紫系のカラーになった。(…分かりにくいし、この文章は何か言い方間違っている気もするが…。)印画紙がマット系の場合、けっこう変わりそうな色。このカラーフィルターの設定だと、露光時間3秒は長すぎた…か。

 

この度は、暗室3時間の利用。もう少し時間があったら、C0 M200 Y0 、C0 M0 Y100 、C0 M100 Y0 …もうちょっとキザんだ設定。または C200 M0 Y0 、C100 M0 Y0。より混色の方向へ向かった設定…など、1つのネガ(コマ)から色調整を体験出来たら、理解が深まりそうだ。

現時点では、モノクロネガでカラープリントとは、グレースケール画像をRGBモードで色相環を回す変化を手作業で体験できる…?という感覚。これはエフェクトフィルムのような大胆なカラー情報の写真のような色を目指したり、好きな色で好きな箇所を自由に塗れる…、暗室で何でもかんでも面白いプリントが出来る…という訳ではなく、あくまでもグレースケール、同じ色のトーンで出来た画像にカラー情報が乗る…という感覚。勿論、理解が深まればイメージに近づけたりコントロールも可能になるだろう。自分の体験の話だし、正しい説明にはならないだろうけど。しかし、何かのヒントになったと思う。

まぁゆっくり進もう。こいつは、た、楽しかった~(;´Д`)

 

本日も他の部員さんと同室作業。一人で行うのは効率がいいし集中できる…だろうけど、同室作業も得るものが多いのでは…、と思い始めている。(…ここがリヴィエールさんの暗室…という事だからかもしれないが…。)勿論、作品制作に向かっていたり、やることが決まっているステージの作業をしている方の場合は、一人での作業がいいかもしれないだろう。…し、そういう方が暗室を使用している時は、自分は同室作業を遠慮してしまうだろう。

ただ、STUDYの日だったり、今日は気軽な気持ちで暗室で試行錯誤したいんだよね…というステージの人同士の場合、刺激になるのでは…と思う。実践…実践…、発表…発表…、作品…作品…、自分にとって新しい領域に足を踏み入れよう…認識を広めよう…と思って行動し始めると、すぐにその単語を発してそのような行動をする方々や、それが良いという発言を耳にする事も多い。そして、それがいい事だとアドバイスを受ける…ことも。写真やカメラ…という領域に限ったことではないが…。

シャッターを押すのは面白い。暗室で手焼きしたり、印刷を依頼して自分が撮った写真が引き伸ばされるのは楽しい。人に見てもらってそのリアクションを受けるのは感情が高まる。しかし、随所随所のある時点では、自分自身で、一人の中で、きちんと考察というか、その表現やツールの定石を理解しようとしたり、そして自分で体験してみて…それが自分にはどうなのか…と理解を深めるのが大切だと思ってしまう。その時間は長く…そしてつらく感じてしまう時もあるし、直ぐに体験出来る楽しい時間を身体と感情が求めてしまいがちになる…。しかし、ガムシャラに素振りをするのが良いワケでなく…。身体の疲労や長時間の体験、対人関係の中で認知される事…等が、それだけで自身の成長に直結するとは考えにくく…。自分の場合、認識を広げようと思う一番の目的は、仕事する上での何らかのフィードバックだと思うし。色彩の感覚を磨きたい…印刷について認識を広げたい…等々。

ウマさや著名であるかどうか…でなく、意識のステージが近い人同士で交流できたら…と思う。(意識が高いとか低い…というわけでなく) だから、リヴィエールさんの空間には定期的に入りたいと思ってしまう今日この頃…かな。

 

あ、テストピースは手で切るスタイルです…え、ユー違うの?(;´Д`)