多重露光

Category : diary, lomography
Date : 2016年4月22日

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少し前に「春の多重露光ワークショップ in 名古屋」に参加しました。ワークショップ講師は山本穂高さん。使用カメラは、Lomo LC-A+。

多重露光。

絵を重ねるという手法は、photoshopでレイヤーを重ねてレイヤー効果を使用する…というように、割と身近な感覚として存在していたものの、その構図制作における配色やその他諸々の判断は完全なる主観であって、良いか悪いかを別としては、すべてリアリティを求めない空想の産物として存在していたと思う。また、そのようなグラフィックを広告や表現の中で見てきて、知らず知らずのうちに自然と影響されてきていたとも考える。

「フィルムで多重露光」という行為の後にどのような結果があるのか、補正や強調が入る前の段階に興味を持ち始めていたし、もちろん、その経験の先には、「フィルムで多重露光」の作品を作るためのプロセスも自然とイメージするんじゃないか、とワクワクした。何より、photoshop操作時の判断基準の一つとなり得る、新たな感覚を身につけれるのでは、と期待した。

この度のワークショップへの参加は本当にいい機会になった。新発見もあったし、興味深い話も聞けた。今後、多重露光を楽しんでみたいと思う。というか、フィルムとかカメラとかlomoとか…。

lomographyのHPを見ると、いろいろ気になる記事が多い。初心者向けの長時間露光やライトペインティングのワークショップとかも是非開催してほしい…。

皆さん、いろいろありがとうございました。

04.09.2016_多重露光1

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