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Category : study
Date : 2018年2月9日

(左)自動補正あり(右)自動補正なし(フィルム)Revolog 460nm

(左)自動補正なし(右)自動補正あり(フィルム)Revolog 460nm

 

フォトスタジオヨシオカさんに教えてもらった事。

お店にてフィルムスキャンしてもらってデータ化する際に、「自動補正あり」と「自動補正なし」という基本的な設定がある、との事。通常のフィルムならあまり気にならないが、エフェクトフィルム(ハンドメイドフィルム)のような場合、フィルムによっては大きな差が出たり、エフェクトや特別な発色がなくなったり…と、極端に出てしまうことがある。もちろん、お店によって、…というか使用するマシーンによっても条件は少しずつでも変わってくるはず。

これは、自宅スキャンした場合でも似たことがおきる。スキャンするときに、デフォルト設定のままにするか、自動補正をかけるか、自分でアレコレ設定を変更していくか…で変わってくる、この変化はそれに似ている。画像データにした後に〝Photoshopでレベル補正の自動補正、自動トーン補正、自動コントラスト、自動カラー補正…などをする〟もしくは〝Lightroomでプリセットを変えたりホワイトバランスを自動で補正…などをする〟のとは異なる印象がある。

…で、その時々で好きな方を選んだらいいんじゃない?一貫するものいいし…、っていう感じの会話をさせてもらいって…。自分も普段からそう思っている感じがあって…。エフェクトフィルムを使用するのは、何かに期待していると思うし、シャッターを押した瞬間に思い描いていた方を選択するのも、違う方を選択するのでも。

まぁでも、最新のデジタルカメラで撮った写真をデジタル処理して仕上げようとしても、一直線で今回使用してみたRevolog 460nmの画像のように仕上げようとイメージを持てるだろうか…。もっと、綺麗にアナログ感を出そうとしてしまったり、案外冒険しない配色になっていかないだろうか…。普段の仕事やプライベートワークの中ではたどり着かなかったり、避けていた配色やノイズの中に表現があったことに気づく…、そんな体験をしているような感じ。

PCで何でもかんでも出来るわけではない。逆に出来る人は、アナログな作業をたくさんしていたり、何か別の訓練をしている事が多い。エフェクトフィルムに否定的な意見を度々耳にする。「きれいな写真」のイメージを、もしかしたら限定し過ぎていないだろうか…、「写真を撮る」という行動する人が皆、同じ目的で動いていると思っているのだろうか…、エフェクトフィルムを楽しんでいる人たちはエフェクトフィルムしか知らないと思っているのだろうか…等々、最近思いつつ…。

現像をお願いしに行ったりフィルムを買いに行って、お店で吉岡さんとお話させてもらうのが大変楽しい。しかし、自分の日ごろのシャッターを押す回数を考えると、試してみたくなったフィルムを全部試せない気もしてしまうし、まぁ気を抜いて、時々カメラライフを生きてみたい…ですね…。

またお邪魔します~。

 

 

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  • Asahi Pentax SP
  • Super-Takumar 1:1.4/50(6群8枚ダブルガウス型)
  • Revolog 460nm
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